産まない自由

MSNのコラムかなにかで産まない自由みたいな言葉を知ったと思うのですがどこだったか忘れました。ということでリンク貼れないorz
周りがそろそろ適齢期に入ってる人がぼちぼちでてきているから無視できなかったのでまとめてみました。
「結婚おめでとう!で、出産は?」
今これが禁句になりつつあります。結婚式は二人の問題ですが結婚は家族というか互いの一族も含めた問題なので親戚側は気持ちが先走りつい言ってしまう言葉であります。
少子化問題で環境や雇用に問題がある!!とかよくそこが声高に指摘されやすいですがどれが極端に悪いんじゃなくて総合的に考えたその先に"産まない"という選択肢があるわけです。結婚して産まないというのは昔では受け入れられなかった。でも今、共働きしてやっと生活ができるという家庭があまりにも増えたことや晩婚化で高齢出産も増えたという認識が広まっているので「ちょっと仕方ないか」と思ってくれる余地ができた。でもまだまだお構いなしに追求してくる人も多い。
主にその夫婦の親としては家族を残していく立場であると実感が湧いてくるほどに不安がでてくるもの。「このまま子供が産まれなかったらどうなってしまうのだろう」こう思うのは結局"子供がいない夫婦"ではないから不安になっているわけでとても自然だと思います。子供がいなくても幸せに暮らしている夫婦も現にいらっしゃいますし。

「産めない」のではなく「産まない」
産めない理由は人それぞれであり突然突きつけられたりして逃げられなかったりしますが産まない自由はちゃんと夫婦毎それぞれにあり主張してもいいと思います。
それに産めなくても産まなくても里親になれます。里親制度は籍を自分達のところへいれないで紹介されるという制度なので戸籍を意識するならその後養子縁組に入れるという手があります。養子縁組では実父母との関係が残る普通養子縁組と残らない特別養子縁組があります。普通養子縁組では未婚者でも良いそうですが特別養子縁組は25歳以上で配偶者がいる場合養親になれます。詳しくはwikipedia先生の養子縁組の成立条件を参照ください。極論未婚者の独身でも普通養子縁組で養子になってくれる相手がいれば子供はできるわけです。

でも、産まない自由は女性だけの問題ではなくて二人で総合的に判断してだすべき問題だということを忘れずに。