本部が常連ユーザーを操作して売り上げる時代

昔からいろいろな企画を月変わりで展開することで話題性を味方につけCMの効果を引き上げているのですが新年に入ってからというものケータイクーポンがあからさまな操作意図が伺える状態になってきました。
今までは一度使用すると無くなる紙媒体でのクーポンが主流だったのですが何度でも発行できるHPクーポンやケータイ会員も普及してきました。去年一ヶ月間ケータイ会員増加を狙ってHPクーポンを停止したこともありました。元々紙クーポンだけだった頃は宣伝とお得感を出すだめのものだった。そして実験的にHPクーポンがこっそりと始まり今では紙媒体と同じクーポンがHPクーポンで手に入るようになりました。そのうち値段の設定で新商品以外のウリをつくり出す意味もでてきた。そしてケータイクーポンの登場。若者に絞って展開できるという目的なのでしょうけれど去年2/4四半期まではそれまでのクーポンと同じでした。けれど徐々にケータイのオリジナルとしてオリジナルケータイクーポンが始まりうれしい価格でお得感がある人気セットが入りやすい金曜〜日曜期間限定の週末クーポンが登場。途中、地域格差バリュー移行で値段を公表せず来店しなければわからない状況になった。それを受けてクーポンに意味が新たに追加された。「全国で一番安い値段を見れるメニュー表。」レジでメニューを見てどれにしようか迷えない雰囲気のファーストフードでは事前にじっくり値段も含めたメニューを見れることで円滑な注文が実現。わずわらしさから固定の注文しかしなかった客の注文もレギュラーメニューではバラツキがでた。このバラツキがでることで仕入れや運営側でどうメリットがでるかはわからないけど倉庫の広さの問題でデメリットもそれなりにあるのは確か。そしてクーポンの変更で売上にどの影響がでるか実験的に新商品の価格を設定するなど更なるクーポン戦略ノウハウを模索。そんなクーポンですが今年なにが起こっているのかというと…

ケータイのみクーポンの有効期間が基本1週間へ。

毎週更新させることで次の週で独自にクーポンメニューを変えられる設定ができる。ということはサプライズを用意できたり試食期間を勝手に設けられる。またクーポンにでてる商品を事前に把握しておくことでマネジメント側の予想にも少しはまとまりがででくる。そして、クーポンの値段の水準を上げ下げできる。だからと言って利益が大幅に増えるかという問題にはならないのですが少なからずロスカット的な使い方はできる。
ケータイクーポンは今のところ東京23区内の事情をメインに考えられているのでマネジメント側も消費者も地方にはあまり関係ない話だったりする。地方ほど未だ新メニューの開発が客寄せで重要な部分を占めている。
これからとしては今年春あたりからケータイクーポンはトルカ方式へ徐々に進化する予定。トルカが普及すれば紙の広告媒体から地域や期間に限定したきめ細かいクーポンやその他の情報を発信できるようになる。個人的にはこれを利用して夏休みにJRがやってるポケモンスタンプラリーみたいにオリエンテーリング方式でトルカスポットを見つけトルカで一回のみ無料クーポンを渡すとか中には数量限定クーポンがあったり謎解きやRPGの楽しみを付加させたキャンペーンとかあったらおもしろいなと思う。別に子供向けにする必要なんてなくて良いしテーマパーク内のちょっとした遊び心程度で良いんだが。こんなファンキーなことをしてくれたらトルカとマクドハジマッタ\(^o^) / なと思うものだが…電通(笑)利用してる大手なんだしwトルカの正しい使い方を広めるキャンペーンにはなるんだしな。