チェーン店の店長は管理職(管理監督者)ではない件

日本マクドナルドの裁判で店長を管理職として扱い残業代を支払わないのは違法という判決がでたわけです。現場の管理監督者となれば残業手当てと最大勤務時間制限がなくなります。それが今回の判決でそんな管理職といえる状況になってないよとなったわけで本部は賃金未払い分を払いなさいとなったわけです。これが全国の店長や元店長に対して未払い分を計算し支払うことになるのですよ。そしたら経常利益は大幅な下方修正ですね。サブプライム問題で今、大荒れの状況下でこれはきつい。
まぁ店長といっても本部からの指示に絶対服従だし地域のディレクターとかが店長の上にいてこうしなさいと言ってくるわけで実質それぞれの店舗のまとめ役っていうだけなんです。これはファーストフードだけでなくチェーン展開してるパン屋とかファミレス、コンビニにもそのまま当てはまるので賞味期限偽造に次ぐ企業狩りが始まる予感。範囲が大きくなりそうなので経団連がどう動くのかちょっと気になるところであります。どさくさにまぎれてまたどこもかしこも値段上げてくるのかな。コストも圧迫してるのは確かだし。