音系サイト管理人のためのWindows live SkyDriveの正しい利用法を考えよう。

元々パッケージ配布では画と比べて大きくハンデを負う音系サイトにとってインターネット上での公開は標準だけど今までいろいろな制約があって公開方法もいまいちコレ!というものもない。muzieとかの音楽SNSに登録するというのが一番いいけど容量制限が気になるところだったりする。ある程度数ができてくると一箇所にまとめておける置き場を求めるようになったりします。
今回日本向けにも新しく始まったWindowsLiveのサービスのSkyDrive。無料で5GBのオンラインストレージサービスなんですがどんな利用法があるのかと考えてみました。

ブログユーザー向け

模索してたところ公開フォルダで"埋め込み"という機能が音系blogユーザーになんか使えるかも。この"埋め込み"ですがこれは公開フォルダやそのフォルダ内にあるファイルへのリンクをブログにも貼り付けられるということでファイル置き場への入り口でしかないわけですがブログでしか公開していない人とか今までYahooのブリーフケース使ってた人なんかはぐんと便利になるんじゃないかと。blog+Skydriveでネット配布は簡単にできちゃいますね。デザインがWindowsってのが許せない人はきついですけど。

共同制作向け

誰かと共同で作業する際共有フォルダとして使うのには音系ではやや難があります。やりとりするのには非圧縮のWAVファイル形式が最低条件になるので1ファイルが50MBまでという制限が5分の曲でぎりぎり。あまり向かない。ドラマCDとか番組になると全然足りないのが痛い。Protoolsファイル一式やりとりするのにはまだまだレンタルサーバが必要ですね。LZHとかZIPとかの圧縮ファイルで容量分割という方法もありますが音質的な部分でなんかあやしいんですよね。劣化しないか心配なんですよ。っていうか信用できない。それだったらCD-RとかDVD-Rで郵送した方がましですね。その上でちょっとした変更のあった部分とかで差分ファイルとしてやりとりするのは非常に良いかな。Windows Live ID持っていれば共用利用できるしセキュリティまで含めて考えるとSkydriveで一番手軽になったのではないかと。制作者用にWEBページ作ると近頃はセキュリティ面も気にしないといけないので面倒ですが完全にはまだSkydriveには移行できないのでHTMLと併用してみるのもいいかもしれません。素材をSkydriveの共有フォルダに置くようにしておけばメンバーに権限を与えるだけでファイルの上書き更新が可能ですから管理が全員に分散できて管理人一人に集中する素材を更新する手間が省けますね。ちゃんとしようとするとベターなのはSkydriveとレンタルサーバーの併用ですか。パスワード認証がかけられるblogがあればそれを制作者用に使ってみるのもおもしろいかもしれませんね。初期立ち上げが難しいけど。

Skydrive公開フォルダのRSS機能について

Skydriveの高度な機能で特徴なのがRSSフィードの発信もしているというところ。verは2.0データの中身的には簡易型のバージョンですね。実際使ってみたらテキストだけの情報じゃなくてファイル名と更新日時、ファイルの種類それぞれのアイコンがでてるのに驚き。上書きされるとちゃんとRSSリーダー側が前回の情報取得時と比べて更新したことを知らせてくれます。新しく追加されればNEW!と知らせてくれたりします。blogや共同制作どちらにも使える便利な機能です。
それではRSSの使い方はどんな感じになるのかと考えてみる。まずこの機能によりblogにも組み込めるしただ単にファイルの更新チェッカーとしても使えるのでブラウザ開いてどれが更新されたかいちいち詳細までいって見なくても一目でわかります。これは管理が簡単になるからありがたいですね。blogでは随時データ公開用に一つのフォルダに集めておけばファイル置き場としてエントリの脇に直接載せられます。自動なので更新の手間がありませんね。アフェリエイトをあれこれ並べてるblogでは逆に不便ですけど。
共同制作にしろblogでの公開にしろユーザー側は気になったらRSSに登録しておいてとりあえずネットに接続したらそこを巡回して更新されたところを見るのが一番処理が早いわけです。

SkydriveがWindows Live Messengerに対応する件について

MessengerにSkyDriveでの公開フォルダの更新をコンタクトリストで通知する機能も実装するのだそうだ。これはRSSよりももっと簡易的なものですがPC起動したら大抵の人はMessengerがでるので気づきやすくなると思う機能ですけど実際Skydriveの稼動率が高くなったらうざいと思うよ。Messengerのデザインもごちゃごちゃしてきてるしどれがなんだかメンバーリスト以外わからないです。とはいえこれから他のサービスともっと連携するみたいだから便利になればいいと思うけど慣れないものが出てくるので使い方を考えないと使えないよね。

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