電子書籍について

2011年が電子書籍元年とか言ってましたがその時はほとんど電子書籍=アプリだったんです。
2012年では電子書籍リーダーアプリの中の本となってきました。

電子書籍を買うというのはWebサイトの中で読む権利を買うという形にしばらくは落ち着くのかなと思います。
サイトが閉鎖してしまうと今まで買ってきた本が読めないというリスクはあるもののいつでも再ダウンロードできて同じIDで対応してるガジェットでもまたダウンロードして使えるってのは便利です。

Amazonkindleサービスを開始したのでここしばらくいろんな電子書籍を経験してみて思ったことを書いていこうと思います。

電子書籍に求めるもの
  • いつまでも再ダウンロードができる
  • 主流のハードウェアへの対応
  • 最新のタイトル
  • 紙媒体と同じ内容

いつでもどこでも買いたい時に手に入れられる。ただそれだけです。
安さは別に問題と思ってません。でも確かに「古本屋だとこのタイトル手軽に揃えられるのになー」とか思いますがいつでもどこでも買えるので必ずしも出会ったときに衝動買いしなくてもよいので1巻から読みたいときに買っていけば良いです。

利用してて一番気になるのが最新のタイトルが買えるかということで紙媒体より値段が高くなければすぐ読みたくなります。元々書籍は値引き販売ないですから読みたければ言い値で買います。
今のところどこの出版社でも電子出版に関しては様子をみつつ取り組み出したばかりなのでなんでもかんでもポンポンでませんが紙でも電子でも同時に同じ内容で販売されるというのが理想です。

1番電子化して欲しいもの

それは雑誌

読んだら廃品回収へ直行する類なんですがものによってはバックナンバーを読みたいときがあります。
また振り返られなくても最新号が読めるというだけでもそれだけで価値があります。

その理由は、

  • 場所をとらない
  • 取り扱っている店を探す必要がない
  • 発売日が明確化される

本はわりと自分の趣味と合う書店を見つけないと苦労しますが電子化されれば手軽に買えるので購読するタイトルは増えます。というか買いたいと思ったタイトルが結構あることに驚いてます。
現時点で電子化されている雑誌は結構あるのですが販売しているリーダーのアプリがひどくって普通に利用できる状態ではありません。販売タイトルがかなりあるところなので一番残念です。その他で利用できるところだと電子化する際に編集した専門タイトルがあるのですがそれがどういうものなのかというのがわかりにくいので紹介するサイトがないといまいち踏み切れないです。
あと物によっては紙媒体との内容が縮小されて販売されているタイトルもあるのでよく注意しないと意味がなかったりします。
ということでなぜか雑誌についてはまだ一般的に利用できない状態だったりします。

出費は増える

古本屋を利用されていた方にとってはこれから電子書籍で買いなおそうとすると出費が大幅に増えます。なので新規分から買うことをおすすめします。そうすれば出費はあまり変化しません。
既刊はこれから古本屋が続く限り安く買えますがこれから全体の何割かは電子化されますので古本屋全体の在庫数は減っていきます。なので十数年とか長い目でみるとますます図書館利用した方が出費は抑えられるのかなとか。
出費は抑えたいのならば労力を使えってのは今までどおりですね。