スワップ狙いのFXについて

本日はちょっとFXかじった人向けです。わけわかんない人ごめんなさい。
スワップ運用でのFXは通常の投機よりも現金が必要です。
FXで買いポジションで持ち越すと大抵の通貨では利子をもらえます。20回くらいで2000円とか利益が上がったりします。そんな中・長期的投資を狙ってFXでやった場合実は取引会社(ブローカー)が定める取引のルール上10〜20万は動かせなくなります。どういうシステムがネックかというと含み損や手数料など出費を精算した場合に取引証拠金という人質にとられる金額を下回る金額であると段階的に強制決済されます。常に利益が出ていれば良いのですが中長期動かさないとなると当然マイナスになる時がでます。
そのマイナスがどれくらいの額なのかが問題で口座に入金してある額から最低必要証拠金額を引いた額÷通貨数がどれだけ耐えられるかという通貨の幅になります。1万通貨での取引でスワップを狙うと7〜10円くらいの幅がないとまともに待っていられません。つまり1ポジションにつき7〜10万の余剰分が入金されていないと無理なのです。でも証拠金割り込んだら決済されるので変化は毎日チェックしてないと身も蓋もありませんけど。これくらいなら入金できるという人は次の問題をどうするか決めましょう。

買いポジションで相場が下がった場合の損切りの仕方をどうするか。もし上がる望みが持てないほどに下がった場合そのまま決済してしまうと相当の損益が発生します。それを少しでも軽減させるには買いポジションの仕入れ額を下げるしかありません。それはがっつり底値を狙って同じ通貨で買いポジションを立てて平均購入金額を下げていく方法。そしてその平均金額で決済して精算すると手数料のみの負担になります。


ちょっとまとめてみると

・1stポジション 買 100 円/USドル 1rot
・2ndポジション 買 95 円/USドル 1rot

平均 97.5 円/USドル 合計2rot

決済 売 90 円/USドル 2rot

平均 < 決済額…黒字
平均 = 決済額…損益はプラスマイナス0になり手数料など経費だけがかかる
平均 > 決済額…赤字


ただポジションを新規に建てていくとその分証拠金の額が増えていくのでシステムの強制決済をされないように気をつけなければいけない。ということで余裕があまりない場合買いポジション継続は無理なので損切りの決済をした方が無難です。デイトレードでどの程度平均にまで持って行くか見極めなければいきません。そこが難しいところです。
もし予想に反して決済額が2ndポジションの時よりも下がってしまった場合2rotのため損益が跳ね上がります。この状況が一番怖いです。なので平均に届くうちに手を打てなければ意味がありません。塩漬けして待つか証拠金を割り込んでシステムが自動決済するのが早いかになります。

となると15万くらい余分に入金しておけばほぼ余裕で見ていられると思いますがこの余裕がFXの一番大事なところではないかとつくづく思います。ただそれほど貯金が多くない人はスワップ狙えないのか。狙わずに売買している方が賢明ですが方法を変えればもっと簡単に手軽に何回でもポジション平均額を下げられます。そっちの方で資産運用していた方が場合によっては安定してるかもしれません。リターンはやはりFXの方が高いですがリスクも高い分方法を変えた方が気が楽かも知れません。
長くなったのでそれはまた明日。