もしドラアニメ化でドラッカーの方を読んでみようか

ドラッカーのマネジメントという組織経営哲学の入門の入門書『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』がいつのまにかアニメになってましたよ。原作から入った身としては本編よりもおまけ部分がちゃんとNHKっぽく作られてて内容も浅く、現実を突きつけられることなく希望がもてるレベルなので春の新スタートのわくわく感が損なわれてなくてなによりなれいおとです。

ということで『もしドラ』が始まったので発売当初読み終わって「おお!これは!!ナイス経営本」と思ってしまいドラッカーのマネジメント(エッセンシャル版)を買っていたのですがドラッカーへの陥りやすい誤解とあまりのギャップに読んでいなかったのです。でも、せっかくなので最近読み始めているわけです。

ドラッカーに触発された方はきっと現実に問題が起きた時やうまくいかなくなった時にはそれぞれ解決できないかと思いながら何回も読み返しているのではないでしょうか。実際、読みながら理解しようといろいろ具体例を思い浮かべ文章を辿っていくのですが、本質を書いてあるのでいろいろなケースに当てはまるのです。しかも、かなり前に出版されているので当時のアメリカの経済状況、トレンドを考慮しないといけないかなと端々に要素はあるものの大筋は今も当時と抱える問題は変わってないのかと思うくらいなのです。

普通の会社である営利組織に関わらず非営利組織、自治体まであらゆる組織について考えなおすきっかけになるので会社でやきもきしている方、マンネリしている方、環境に不満がある方にお勧めです。

イノベーションしてますか?

マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則

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